【慶應通信生向け】単位習得と自分の興味は分離した方がいいという話

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この記事のあらすじ

・自分の興味と単位習得は分けて考えた方がいいよ

・本当に興味のあるのならそのことを卒論のテーマにするのといいと思う

単位習得はどうすればいいのか

色々なテキストを見て色々興味が湧いてしまう

 配本されておおよそ1か月が経ちましたが、皆さんはいかがでしょうか。配本されたテキストを見ながら、何を取っていくのかを決めて学習をしている方もいればそうでない方もいると思います。

自分の興味が足かせになる場合もあるという話

 興味が湧くことはとても素晴らしいことです。興味を深めていくことは学問を追究するうえでとても大切なことです。ですがここで注意が必要です。興味を深めることは大事ですが、興味のある科目を履修することに注意が必要です。

興味のあるものだけでなく、興味のない科目も取るべし!

 これだけを書くと何か一般論的な主張になってしまうので、理由を2つ挙げておきます。

  1. 興味のない科目に自分の進路に関するヒントがある
  2. 興味のない科目を取ることで効率よく科目履修できる 

 まずは1の話ですが、興味がなかった科目にこそ自分の興味が落ちているという話は本当によくあることです。要するに最初から食わず嫌いすると自分の学問を広げるチャンスを狭める原因になりますよという話です。

 例えば経済学を例に挙げてみましょう。僕は文学部だったということもあり、経済学の履修はあまり考えていませんでした。単に単位が取りやすいという理由で履修してみたんですが、経済学とは人々の幸福(経済学の用語でいえば効用)を最大化するということに学ぶことで気づいたのです。僕は文学部の学生なので経済学を学ぶ機会は基本的にはこれだけですが*1、自分が目指す方向へ進むうえでとてもためになる機会だったなと感じました。

 次に2の話ですが、興味のない科目を挟むことでその科目を比較的さっさと終わらすことになるので、単位履修を効率化するうえで助けになるからです。

 逆になんでもかんでも自分の興味に合わせて科目を取ることを考えてみましょう。興味があるということは時間をかけて学びたいということにつながります。そうなると他の科目との兼ね合いが難しくなり、せっかく興味を持っていた科目なのに中途半端になって自己嫌悪に陥ってしまった…なんてことにつながる恐れがあります。

 こういう理由から自分の興味のない科目も含めて履修することで単位履修が比較的効率よく進むようになるので、参考にしていただければなと思います。

 仕事術の本もいくつかリンクを貼っております。こういうビジネス本には単位履修を効率よくするヒントがいくつも含まれています。ぜひ参考にしていただければなと思います。

 

 

 

少しの興味ならまずは自主的に学ぶのが良い

興味があるならまずはテキストを眺めたり、本屋でその分野の入門書を入手するとよい

 興味があるとしたらまずは単位履修ではなく、まずは「撫でていく」程度に入っていくのが良いと思います。たとえ興味があるにしろ、レポートをこなしたり科目試験をクリアしていくことは骨が折れることです。その間にも自分の興味が削がれたってことはよくある話です。

 そんなことを防いでいくためにもいきなりレポート課題に取り組むのではなくまずはテキストを読み物としてみるといいと思います。そうすれば肩の荷が下りるだけなく、やる気が削がれることなく学問に触れることができるのでおすすめです。

本当に興味があることは卒論のテーマとして学習を進めていくとよい

 本当に興味に出会うということはそのほかの生半可な興味とは大きく変わります。僕も色々なことに興味がありますが、自分が一番興味があることは他のものとは違うなと感じます。とは言ってもそういうものに出会える人はあまり多くはないと思います。

 それはともかく本当に興味があることと生半可な興味とは一線を引いて学習していくと無駄なことに時間を割かれることが減っていくのでお勧めします。

まとめ

 自分の興味のない科目も単位を取っていこう!■

*1:スクーリングで経済学部と共通講義を取ればこの限りではないが。