【慶應通信】【旅】旅×慶應通信

 旅をする中で通信生という職業はすごくフィットする。何故なら基本学校に行く必要がないので好きなペースで勉強を進める傍らで好きな時に旅ができるからだ。通学生の立場となるとなかなかいつでも行けるとはならないので、そういう点通信生の強みだと思う。
 
 そうはいっても試験前とかレポート締切とかの前にしか勉強してない。笑 でも旅をしていると考えることが多くて、勝手に哲学者になる。でも自分は確かに哲学専攻だけど、哲学に関する知識が足りていない。いや、思考の基盤ががまだ軟弱なために思考に対してどうしても甘くなってしまう。必死に考えたってまだまだ足りないし、思考が追い付かない。そもそも考えていること自体無駄なぐらい基礎が足りないのだと思いながら考えている。
 自転車こぐ時だって、バスとか電車とかで移動している時だって、正直考えるか景色を眺めるか以外やることがないのだ。一人旅ってそんなもん。とにかく感じたり、感じたことを昇華して抽象化していく作業をしたりしかやることがない。それが楽しいのかといわれれば難しいところだ。でも景色を楽しむのは好きだし、景色を見て感性を極めていく作業自体も消決して退屈なものだと感じない。そういうことが向いているのかどうかは知らないが、厭わない人である。
 慶應通信で専攻をどうするだとか、卒論をどんなテーマで書くだとかそんなことはまだ全然練っていない。早く固まればなと思いながらペダルを漕いでいた。レポートもしんどいし、自分自身にとって興味がないことをやることがこの世で一番しんどいなと思いながらレポートを書いたり試験対策をしたりする。そんなことがしんどいと思うなんて、まだまだ世の中を知らなすぎるなと思いながら本を読んだり、旅に出たりする。
  

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 「旅は哲学だよね。」
そんなことをあるホステルの方から言われた。確かにそうだと思う。旅をするのは哲学をしているものだと思うし、哲学をするのは旅をするものだと思う。
 
 そう思いながらペダルを漕いだり、バスに乗ったり、いろいろとしている。■