現実を変えるには
この記事をざっくりいうと
・現実を変えるには情報がキーとなるということ
・情報こそが現実を変えるファクターであるということ
・目標設定は具体的にすることが現実を変えていくということ
情報こそが現実を変えるファクターであるのだ。
堀江貴文著 情報だけを武器にしろ。
この本はどんな本かをざっくり言うと
「常識」なんて所詮はフィクションに過ぎない。
堀江氏は「常識」に対してこう指摘している。
ゼロ高を通じて若い人に伝えたいのは、「今の『常識』はフィクションでしかない」という事実だ。
大学、終身雇用、就職活動……。これらの「常識」とされる人生の一連のステップは、ある種の「集団的な思い込み」にすぎない。社会全体が思考停止に陥ったまま、「当たり前のこと」として受け止めているだけなのだ。(P13、14より)
常識とは思い込みでしかない。だからそれに乗っかる必要もなければ、それを信じる必要もないということを強調している。しかしこれは裏を返せば自分中心に常識を創り出せるということでもあるのだ。
今の状況がたとえ人から支持されなくとも行動を積むことで徐々に人からの支持を得て、いずれかは自分の思っていることが実現できるということでもある。
情報は大量に触れて、果敢に行動せよ
堀江氏によれば兎にも角にも情報に触れていき、アウトプットしていくことを重視している。これはどちらだけ行えばいいものではなく、インプットもアウトプットも大量に行うことで自分を高め、他者からの信用を上げることができるものである。
インプットが足りなければ大量のアウトプットなんてできないし、逆にアウトプットできなければ単なる頭でっかちになってしまう。だからこそ両方とも大量に行うことが必要なのである。
情報や自分の持ち味を掛け合わせて価値を高めろ
以前は人の能力は単一的な数直線で評価されてきた。小中高と偏差値やテストの順位で能力を測られて、社会に出れば業績や出世で能力を測られるという社会構造であった。しかしこれからの時代は違う。
ここまでの話は、僕がこれまでいろんな場で紹介してきた藤原和博さんの「100万分の1のレア人材になろう」のインスタント版といえるだろうか。3つの分野で「100分の1」の人材になって、その3つを掛け合わせれば、「100万分の1のレア人材」になれるという成功法則だ。(P94)
この観点はとても大事なものではないかと僕は考える。とにかく情報にしろ自分の持ち味にしろ他の物と掛け合わせて価値をグンと高めるという行為が自分の現実を大きく変えていけるきっかけとなるのではないだろうか。
まとめ
堀江氏が主張するように情報がこれほどまでに世の中を牛耳る時代はないだろうか。但し、以前から情報というものの扱いが世の中を大きく変えてきたことは間違いない。
ネット環境の整備によりSNSの普及がさらに加速した。そして情報の流通が以前と比較できないほど莫大になった。この時代に生きている身としては利用しない手はないだろうか。■