Wikipediaの活かし方 良質なレポートを最短で作成するために
Wikipediaから引用してはいけない
ウィキペディアからの引用や参考文献とするのは基本NGであることは暗黙の了解とされている。これは暗黙の了解となっており、どうしてかどうかを以下のページで詳しく紹介されているのでこちらを参考にしていただきたい。
「Wikipediaを参考文献にして良いかどうか問題」https://www.huffingtonpost.jp/yukimi/wikipedia_b_6245816.html?ncid=other_hatena_a1azwal0mug&utm_campaign=share_hatena
ではWikipediaは決して使っていけないものなのか
以上のページからWikipediaを参考文献にしてはいけないことが理解できたと思う。ただここで疑問が浮かぶ。
「Wikipediaから直接引用や参考にしなければいいのでは?」
ということだ。ここに着目してレポート作成にWikipediaを生かせないのかを考える。
Wikipediaの活用法を探ってみる
アウトラインをつかむために使う
レポートの問われている意味を理解するためにWikipediaを利用する方法を提案したい。
例えば「価格弾力性」についてどういう意味かを調べるとする。
この時にまずはテキストを読めばわかる場合もある。そこでテキストを読み意味をつかんでから、レポートを書くのに欲しい情報は参考文献を用いて、レポートの肉付けをするというのが大まかなレポート作成の流れとなる。
ここで落とし穴がある。テキストが難しくて何を言っているのか理解できない場合やそもそもテキストにはテキストには説明が載っていない場合も多々ある。特に初版が平成以前で改訂されていないテキストは難解で読んでて理解しにくい場合が多い。
用語を探す段階でつまづいて時間と労力とやる気を削がれるのは通信生にとっては学習に手がつかなくなる原因にもなるため大敵であると言える。
参考文献を探すために使う
Wikipediaを下にスクロールすると必ずと言っていいほど参考文献の一覧が出てくる。これを生かすことで参考文献を探す手間が大きく省くことができる。
勿論その一覧と図書館の検索エンジンとにらめっこしてある本を入手したり、アマゾンや書店で本を入手したりなどすればよい。
Wikipediaも使い方次第でレポート作成の手助けとなる。
Wikipediaは参考文献では使えないが、概念を理解する手段や参考文献を探すための手段として使える。ちょっとしたことでレポート作成の期間を短縮したり、より質の良いレポートを作る足掛けになる。ぜひおすすめしたい。■